医学科4年生 医学研究実習(4ヶ月間:4月〜7月) | |||||
【2024年度(令和6年度)】 | |||||
医学研究実習は今年で13回目を迎えました。今年度は、COVID-19による制限が緩和され、海外派遣およびポスター発表が再開されてから | |||||
2年目となります。発表会は1日目にポスター発表、2日目に凌雲棟5階講義室での口頭発表が行われました。 | |||||
# | 学生番号 | 名前 | 研究タイトル | 指導者 | 派遣先 |
9 | B211953 | 石村 絵里 | 新興ウイルス感染症に即応するための基盤技術の開発 | 入江 崇 | |
10 | B213406 | 伊関 優奈 | 界面活性剤によるSARS-CoV-2不活化メカニズムの解明 | 山本 旭麻 | |
27 | B213786 | 長田 知紗 | フラボノイド誘導体からのオルソポックスウイルス阻害化合物の探索 優秀賞受賞 | 渡士 幸一 | 国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター |
50 | B214812 | 里田 凜 | 乳がんオリゴ転移に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)の効果:文献レビュー | May Abdel-Wahab | HICARE/IAEA |
69 | B213342 | 中西 康輔 | マウス継代新型コロナウイルスの老齢マウスへの接種 | 福士 雅也 | |
85 | B212109 | 細田健太郎 | ウイルス性人獣共通感染症の研究実習:北海道における マダニの野外調査および抗フィロウイルス化合物の探索 | 髙田 礼人 五十嵐 学 |
北海道大学 人獣共通感染症国際共同研究所国際免疫部門 |
99 | B216975 | 森田 貫太 | 特異的治療薬開発に向けた新型コロナウイルスのRNA複製におけるNsp12とNsp13の重要性 | 東浦 彰史 | |
【2023年度(令和5年度)】 | |||||
コロナ禍が明けて海外派遣が可能となった。リトアニアとのエラスムス・プラス・プログラムおよび HICARE/IAEA 派遣も再開された。 | |||||
発表会はポスターセッションで行われ、二日目の表彰式は凌雲棟5階で行われた。 | |||||
# | 学生番号 | 名前 | 研究タイトル | 指導者 | 派遣先 |
36 | B204063 | 神垣 一世 | ヒトACE2 マウスを用いた高病原性新型コロナウイルスの作製 | 福士 雅也 | |
45 | B201547 | 小林 万倫 | 百日咳菌の細胞外膜小胞を用いた経鼻ワクチンによる抗体応答評価 | 長谷川秀樹 鈴木忠樹 相内 章 |
国立感染症研究所インフルエンザ・呼吸器ウイルス研究センター |
47 | B206723 | 桜井孝之丞 | 迅速な組み換えモノネガウイルス作製系の構築と新型コロナウイルスリスク評価系への応用 | 入江 崇 | |
51 | B201244 | 島田 梨沙 | デングウイルスの中和試験による重症化リスクの測定 | 長谷部 太 | 長崎大学熱帯医学研究所ベトナム拠点 |
70 | B202042 | 寺口芽瑠萌 | 前立腺癌オリゴメタスタシスに対する体幹部定位放射線治療(SBRT):文献レビュー | HICARE/IAEA | |
97 | B203424 | 藤本 惟翔 | ミクログリアにおけるイタコン酸の解糖系に与える影響 | Dr. Vacis Tatarunas |
リトアニア健康科学大学 |
107 | B190241 | 山口 光陽 | SARS-CoV-2 由来 Nタンパク質の細胞内動態の追跡 | 東浦 彰史 | |
【2022年度(令和4年度)】 | |||||
コロナ禍のために海外派遣は引き続き中止されたが、国内の学外派遣は問題なく行われた。 | |||||
発表会は、6グループに分かれて学生出席のもとでTeams併用で行った。 | |||||
発表会終了後に3年ぶりに打ち上げ(ピザ)を行った。 | |||||
# | 学生番号 | 名前 | 研究タイトル | 指導者 | 派遣先 |
5 | B196849 | 伊藤 遼樹 | SARS-CoV-2 N蛋白質のRNA結合様式の解明 | 東浦 彰史 | |
24 | B191135 | 奥田 浩平 | 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の組み換えウイルス作成系の構築と機能解析 | 入江 崇 | |
32 | B185350 | 亀井 雄統 | 広島県で発生した新型コロナウイルスの全ゲノムシークエンス | 坂口 剛正 | |
48 | B190514 | 里 莉名 | 分泌型抗SARS-CoV-2 IgA抗体の機能解析 優秀賞受賞 | 鈴木 忠樹 | 国立感染症研究所感染病理部 |
97 | B194907 | 松本 鮎奈 | 新規天然物誘導体からのC型肝炎ウイルス阻害化合物の探索 | 渡士 幸一 | 国立感染症研究所治療薬・ワクチン開発研究センター |
125 | B192570 | 吉満信太郎 | Pin1阻害剤によるSARS-CoV-2増殖抑制メカニズムの解明 | 坂口 剛正 | |
【2021年度(令和3年度)】 | |||||
今年度は中断されることなく、予定通りに実習を行うことができた。 | |||||
コロナ禍のために海外派遣は引き続き中止されたが、国内の学外派遣は問題なく行われた。 | |||||
発表会は、6グループに分かれて学生出席のもとでTeams併用で行った。 | |||||
# | 学生番号 | 名前 | 研究タイトル | 指導者 | 派遣先 |
18 | B181355 | 大迫えれな | 広島県のヒトおよび水環境におけるESBL産生大腸菌の実態とその比較 優秀賞受賞 | 菅井 基行 | 国立感染症研究所薬剤耐性研究センター |
21 | B181319 | 岡田 直也 | SARS-CoV-2のNタンパク質をターゲットとした抗ウイルス薬開発のための構造研究 | 東浦 彰史 | |
46 | B180265 | 黒瀬美羽子 | SARS-CoV-2 ORF8変異株の解析 | 坂口 剛正 | |
54 | B183318 | 下瀬 響 | ボルナ病ウイルスベクターの外来遺伝子の発現向上に向けた研究 | 京都大学ウイルス再生医学研究所 | |
55 | B181201 | 白川 紘大 | 新型コロナウイルス感染を簡便に検出するレポーターシステムの開発 | 坂口 剛正 | |
60 | B180549 | 鈴木 優仁 | 表皮ブドウ球菌由来抗菌性ペプチドPep5の黄色ブドウ球菌における効果と耐性機序 | 小松澤 均 | 広島大学大学院医系科学研究科細菌学 |
88 | B183630 | 板東 卓史 | 薬剤耐性菌におけるシカベータテストの有用性に関する検討 | 菅井 基行 | 国立感染症研究所薬剤耐性研究センター |
97 | B183702 | 布施 圭悟 | オプチニューリン(optineurin)と炎症性サイトカインの関係 | 福士 雅也 | |
105 | B182066 | 三浦 寛貴 | SARS-CoV-2のS蛋白質変異の影響を迅速に評価可能なモデルウイルス系の開発 | 入江 崇 | |
【2020年度(令和2年度)】 | |||||
新型コロナウイルス流行のために海外派遣はすべて中止になった。広島大学により学部生の登校禁止措置が執られ、実習も中断した。 | |||||
(中断期間 4月22日〜6月15日)。この期間は文献学習など自宅で行い、研究室ミーティングはTeamsで行った。 | |||||
発表会は、文献紹介か研究結果紹介を選択して小グループに分かれてTeams併用で行った。 | |||||
# | 学生番号 | 名前 | 研究タイトル | 指導者 | 派遣先 |
6 | B171387 | 今井 天晴 | 相互作用解析を目指したSARS-CoV-2 N, M蛋白質の調製 | 東浦彰史 坂口剛正 |
長崎大学ベトナム研究拠点(キャンセル) |
9 | B174607 | 上岡 史生子 | SARS-CoV-2のタンパク質発現 | 東浦彰史 坂口剛正 |
ブルガリア・ソフィア医科大学(キャンセル) |
37 | B170372 | 北垣 諒太 | Sendai virus Cタンパク質と新規標的因子STAT3間の結合解析 | 小田康祐 | |
67 | B176132 | 田中 豪 | ALS(筋萎縮性側索硬化症)発症に病原体感染は関与するか。 | 福士雅也 | |
88 | B176000 | 平田 慎達 | モノネガウイルス由来ヌクレオキャプシドの構造生物学的研究 | 東浦彰史 | |
91 | B176074 | 藤川 洋輝 | マイナス鎖一本鎖RNAウイルスにおけるL蛋白質発現低下の重要性 | 入江崇 | |
論文紹介 | |||||
# | 学生番号 | 名前 | 研究論文紹介 論文タイトル | 著者 | 紹介した論文 |
6 | B171387 | 今井 天晴 | SARS-CoV-2 Cell Entry Depends on ACE2 and TMPRSS2 and Is Blocked by a Clinically Proven Protease Inhibitor | Hoffmann, M. et al. | Cell 181: 271-280, 2020 |
9 | B174607 | 上岡 史生子 | A pneumonia outbreak associated with a new coronavirus of probable bat origin | Zhou, P. et al. |
Nature 579: 270-273, 2020 |
37 | B170372 | 北垣 諒太 | Impact of the N-terminal Domain of STAT3 in STAT3-Dependent Transcriptional Activity | Hu, T. et al. | Molecular and Cellular Biology 35: 3284-3300, 2015 |
67 | B176132 | 田中 豪 | Mutations of optineurin in amyotrophic lateral sclerosis | Maruyama, H. et al. | Nature 465: 223-226, 2010 |
88 | B176000 | 平田 慎達 | Assembly and cryo-EM structures of RNA-specific measles virus nucleocapsids provide mechanistic insight into paramyxoviral replication. | Desfosses, A. et al. | PNAS 116: 4256-4264, 2019 |
91 | B176074 | 藤川 洋輝 | Retroviruses drive the rapid evolution of mammalian APOBEC3 genes | Ito, J. et al. | PNAS 117: 610-618, 2020 |
【2019年度(平成31年度、令和元年度)】 | |||||
# | 学生番号 | 名前 | 研究タイトル | 指導者 | 派遣先 |
9 | B163286 | 泉川 明子 | The effect of cranberry and chokeberry extracts on colorectal and breast cancer cells 優秀賞受賞 | Leva Sarapinene | リトアニア健康科学大学 |
57 | B162092 | 下江 章裕 | 石けんの主成分であるオレイン酸カリウムによるインフルエンザウイルス不活化のメカニズム | 東浦 彰史 | |
70 | B163553 | 玉井 里奈 | Complete genome sequencing and phylogenetic analysis of dengue virus from Vietnam in 2018 | 長谷部 太 | 長崎大学ベトナム拠点 |
94 | B165500 | 松本 将弥 | 筋萎縮性側索硬化症(ALS)原因遺伝子オプチニューリン欠損細胞の性状解析 | 福士 雅也 | |
108 | B162935 | 柳 大樹 | 生体温度でウイルス産生性持続感染するセンダイウイルスの作出−持続感染メカニズムの解明と応用展開− | 入江 崇 | |
109 | B165052 | 柳澤 周成 | 未解明のIFN-α/βシグナル伝達阻害機構に関与すると推定されるセンダイウイルスCタンパク質の新規標的因子STAT3の同定 | 小田 康祐 |